こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
夏はギターにとって意外と過酷な季節。
ギターの置き場所や扱い方などによってはトラブルが起こることも…
今回は、夏のギター保管で気をつけたいポイントと、おすすめの対策グッズを紹介します!
夏は弦がサビやすいの?
原因は主にこの2つ!
- 急激な温度差
→ 外気とエアコンの効いた室内の温度差が大きい場合、金属部(弦・ペグなど)に結露が起きることがあります。 - 汗や皮脂
→ ギターを弾いた後、汗・皮脂が楽器についたまま放置していませんか?
ギターの保管に最適な環境とは?
- 温度:18〜25℃前後
- 湿度:40〜60%が理想的
日本の夏は湿度が高く、さらにエアコンで乾燥しすぎることもあるので、どちらも油断できません。
夏のギター保管術 4つのポイント!
① ハードケース or ソフトケースに保管する
ケースに入れておくことで、温度・湿度変化を緩やかにします。またホコリや汗からも守れます。
② 湿度調整剤をケースに入れる
おすすめグッズ
・Moisregart モイスレガート ギター用
・D’Addario ダダリオ ギター用湿度調整剤 Humidipak Maintain Kit
湿度の変動を抑えることで、ネックの反り・弦のサビ・ボディのひび割れなどのトラブルを防げます。
③ 弾いた後はクロスで拭く
汗や皮脂がついたままにしておくと、弦やフレットがサビる原因に。
→ 弾いたらすぐにクロスでネック・弦をふき取る習慣を!
④ エアコンの風を直接当てない
ギターに風が当たると乾燥が急激に進行します。
→ 直射日光を避け、空気が循環しつつも温度・湿度が安定した場所で保管してください。
夏のギター保管は、「湿度と温度のバランス」が命。
大切なギターを夏のトラブルから守るため、快適な環境を作っていきましょう!