ギター初心者は何から練習すればいい?【最初の5ステップ】

ギター初心者は何から練習すればいい?【最初の5ステップ】

こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。

「ギターの練習、何から手をつければいいの?」というのは、初心者が最初にぶつかる大きな壁のひとつ。
そこで今回は、ギター初心者が“何から練習すればいいか”を段階的にわかりやすく解説します。


ステップ 1. まずは「チューニング」ができるようになろう

ギターの音がズレていたら、どんな練習も台無しです。

  • スマホアプリを使うのもOK
  • 毎回の練習前に必ずチューニングする習慣を

→ 最初に覚えるべき音名(6弦から)
E – A – D – G – B – E(低い方から高い方へ)

ステップ 2. 左手の「指慣らし」運動(運指練習)

指を徐々に自由に動かせるようにトライしてみましょう。

  • 1フレット → 2フレット → 3フレット → 4フレット を順番に押さえる
  • 6弦〜1弦まで上下に移動する
  • メトロノームに合わせてやるとリズム感も鍛えられる

→ 「1日3分でもいいので毎日やる」のが大切!

ステップ 3. 簡単なコードを覚えて押さえてみる

おすすめの最初のコード8つ:C / G / D / E / A / Dm / Em / Am

  • 覚えるのは1日1個でOK
  • 指の形は“視覚”で覚えるより“体で慣れる”のが早い

→ 最初は音が全部鳴らなくても大丈夫!あせらず慣れましょう。

ステップ 4. コードチェンジを練習しよう

1つのコードを押さえる → 次のコードへスムーズに動かすことにチャレンジしてみましょう。

  • まずはEm → GやC → Gなど、よく使う組み合わせで練習
  • 1つずつのコードがきれいに鳴らなくても、リズムを止めずに切り替える練習を優先!

→ 「止まらずに弾き切る」が上達への近道です。

ステップ 5. 1曲だけを目標に練習する

曲を通して弾けるようになると「ギターって楽しい!」と実感しやすくなります。

  • 最初は3コードで弾ける簡単な曲(“3コード”“曲”で検索して好きな曲を選んでください)
  • わからないところがあっても、サビだけ弾くでもOK

→ モチベーションUPのためにも「これ弾けた!」という体験が重要です。


「毎日ちょっとずつでも続ける」ことが一番の近道です。
やれることを継続して練習してみてくださいね。

【ギター講師】荒川清貴 Kiyotaka Arakawa

兵庫県出身
バークリー音楽大学卒業
3歳からクラシックピアノを学び14歳からギターに転向。
アメリカンブルース、60~70年代ブリティッシュロック、モータウン、90年以降のアメリカンハードロック、オルタナティブロックから多大な影響を受ける。
自身がリーダーを務めるバンドでの活動やオルタナティブロックバンドのメンバー、アコースティックシンガーソングライターのサポート、
パンクロックバンドのメンバーとしての活動を通じて都内のライブハウスから幕張メッセでのライブや様々なレコーディングセッションを経験。
歌を活かすリフメイキング、バッキングやコードワークを得意としている。

エレキギターは立って練習すべき?

エレキギターは立って練習すべき?

~座り or 立ち、あなたの練習に必要なのはどっち?~

こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。

「家ではいつも座って練習してるけど、ライブでは立って弾かなきゃいけない…」
「立つと弾きにくくて、ソロがボロボロになる…」
そんな経験ありませんか?

今回は、”エレキギターは立って練習すべきか?”について、
ギター講師としての視点と経験から解説していきます。


結論としては『どちらも必要』!

でも“目的によって使い分ける”のがコツ!!!

  • 正確に運指やフレーズを覚えたい → 座り弾き
  • 本番を想定した演奏に慣れたい → 立ち弾き

座り・立ちどちらが「正解」ではなく、練習の目的によって選びましょう!


■座って練習するメリット

  • 正確なフォームが保ちやすい
    ギターの位置が安定するので、無駄な力が入りにくいです。
    特に初心者の基礎練習や運指練習には最適!
  • 長時間の練習に向いている
    足が疲れないので集中力を持続しやすい。
    スケールやフィンガリングの練習などに◎

■立って練習するメリット

  • 本番を想定した練習ができる
    ライブやスタジオでは必ず立ち姿勢になります。
    ストラップの位置や腕の角度が変わるため、座りとのギャップに慣れることが重要。
  • 体を使ったプレイに慣れる
    立って弾くと自然に身体が動きます。
    ステージ映えするプレイやグルーヴ感は、立ち練習で磨かれる!

よくある「立ち練習でつまずくポイント」は!?

  • ストラップが低すぎる
    見た目重視で下げすぎると、ピッキング精度が下がる/フレーズが崩れたり、弾けないといったトラブルの原因に!
    ストラップを調整しながら自分にとって一番いい感じの高さを探してみましょう。

ステージで演奏したいなら「立ち練習」はマスト!

エレキギターを始めたばかりのうちは座り練習が基本。
でも、ライブや人前での演奏を目指すなら、立って弾く力も鍛える必要があります。
目的を意識して、あなたに合った練習スタイルを見つけてください!

【ギター講師】荒川清貴 Kiyotaka Arakawa

兵庫県出身
バークリー音楽大学卒業
3歳からクラシックピアノを学び14歳からギターに転向。
アメリカンブルース、60~70年代ブリティッシュロック、モータウン、90年以降のアメリカンハードロック、オルタナティブロックから多大な影響を受ける。
自身がリーダーを務めるバンドでの活動やオルタナティブロックバンドのメンバー、アコースティックシンガーソングライターのサポート、
パンクロックバンドのメンバーとしての活動を通じて都内のライブハウスから幕張メッセでのライブや様々なレコーディングセッションを経験。
歌を活かすリフメイキング、バッキングやコードワークを得意としている。

【初心者向け】初めてのギターチューニング|チューナーの使い方を解説

こんにちは!
Throbberギター講師の藤木です。

今回は「初めてのギターチューニング」を解説していきます。

エレキもアコギも


・チューニングとは音合わせ、調弦の事です!
ギター系の楽器は環境によっては音程がずれ易い為、常に自分自身でチューニングする必要があります。
自分の音がずれたまま練習や演奏をしない様に、しっかりとチューニングの方法を覚えましょう!


この動画では…
①チューナーの種類
②チューニングの方法

・チューナー種類について

チューナーには
クリップ式、エフェクターペダル式、音叉,スマホアプリなど有りますが、
今回は一般的なタイプのクリップ式チューナーを使用していきます。

クリップ式チューナーは楽器の振動を拾って音名をデジタル表示してくれるものです。
安いものでも構いませんので購入する事をお勧めします。


チューナーには…
気をつけておきたい事 → モードとピッチの設定がある

・モード

各楽器専用モード
まずモード表記G、B、U、V、が有ります。
その半音階Cのクロマチックモード
モード表記の無いものは初めからクロマチックモードになっている事が多いです。

クロマチックモードでのチューニング方法ができればある程度のチューナーチューでも対応できるようになりますので、
今回は「Cのクロマチックモード」でチューニング方法を覚えてみましょう。

・ピッチ

まず一般的には440㎐のピッチ設定で合わせることが多いので表示を確認しましょう。
ピッチ表記が無いチューナーは初めから440Hz固定の事が多いので設定の必要は有りません。

(スマホ)


ギターにチューナーをつけてみよう

今回はエレキギターでやってみましょう。

今回はアンプを通して音を鳴らしていますが、基本的にクリップ式チューナーの場合は弦の振動そのものを拾うので必ずしもアンプから音を鳴らす必要は有りません。

ゴム面がしっかり設置していないと振動を拾わないので確認しましょう!


→まず基本的なドレミの概念を把握しましょう。

・チューナーに表示される音名はアルファベット表記です!
ドレミファソラシドは C D E F G A B で表記されます。

・ギターのチューニングは6弦側(太い弦)からE A D G B Eです。
トラブルを防ぐためにこの並びはできれば暗記してください。

それでは、実際にやってみましょう!


手順ですが、、、

まず、「今何の音か?」を確認しましょう。Dですね。
そして、目的の音は、6弦を合わせるならEです。

音名の並び順に音が高くなるのでDからEに合わせるためには糸巻(ペグ)を締めて音を高くすればいいわけです。

どちらに回せば音が高くなるかはチューナーの表記と耳で判断できるようにしましょう。
チューナーメーターのセンターに合えば合っている状態です。

注意点:無意識に鳴らさない状態でペグを回すと音が上がっているか下がっているか判断できずに弦を切ってしまうことがあるので、
必ず「ペグを回す際は鳴らしながら」!やりましょう。


再度確認。

初めに合わせた弦がその後合わせた弦全体の張力でネックが引っ張られるので多少低くなっているかと思いますので、
6〜1弦全体を合わせたら再度全ての弦を細かく確認しましょう。

この記事を書いたのは

【ギター講師】藤木エイジ Eiji Fjiki

福井県出身
甲陽音楽院卒業
ビートルズ、カーペンターズ等で音楽に目覚め、エリッククラプトンやジミーヘンドリックス等でROCKに傾倒。 ジャズ・フュージョンギタリスト土野裕司氏に師事。 神戸甲陽音楽院にてアンサンブル、上級理論、アレンジ等を学びJAZZに傾倒。 専門学校やミュージックスクールにてギター・ベース・ウクレレ講師を勤める。
世界的ギタリストであるマイクスターン氏とのセッションを経験。
自己名義のバンド・デュオスタイルでの活動や関東圏にて毎月定期的にセッションホストを勤める。
有楽町FCCJ(日本外国特派員協会)にて定期出演・・・など。
講師としてだけでなく、サポート演奏、大手レコード会社音源のギター収録、フェス等の出演、企業イベントの演奏等活動の幅も多岐にわたる。