エレキギターは立って練習すべき?
~座り or 立ち、あなたの練習に必要なのはどっち?~
こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
「家ではいつも座って練習してるけど、ライブでは立って弾かなきゃいけない…」
「立つと弾きにくくて、ソロがボロボロになる…」
そんな経験ありませんか?
今回は、”エレキギターは立って練習すべきか?”について、
ギター講師としての視点と経験から解説していきます。
結論としては『どちらも必要』!
でも“目的によって使い分ける”のがコツ!!!
- 正確に運指やフレーズを覚えたい → 座り弾き
- 本番を想定した演奏に慣れたい → 立ち弾き
座り・立ちどちらが「正解」ではなく、練習の目的によって選びましょう!
■座って練習するメリット
- 正確なフォームが保ちやすい
ギターの位置が安定するので、無駄な力が入りにくいです。
特に初心者の基礎練習や運指練習には最適! - 長時間の練習に向いている
足が疲れないので集中力を持続しやすい。
スケールやフィンガリングの練習などに◎
■立って練習するメリット
- 本番を想定した練習ができる
ライブやスタジオでは必ず立ち姿勢になります。
ストラップの位置や腕の角度が変わるため、座りとのギャップに慣れることが重要。 - 体を使ったプレイに慣れる
立って弾くと自然に身体が動きます。
ステージ映えするプレイやグルーヴ感は、立ち練習で磨かれる!
よくある「立ち練習でつまずくポイント」は!?
- ストラップが低すぎる
見た目重視で下げすぎると、ピッキング精度が下がる/フレーズが崩れたり、弾けないといったトラブルの原因に!
ストラップを調整しながら自分にとって一番いい感じの高さを探してみましょう。
ステージで演奏したいなら「立ち練習」はマスト!
エレキギターを始めたばかりのうちは座り練習が基本。
でも、ライブや人前での演奏を目指すなら、立って弾く力も鍛える必要があります。
目的を意識して、あなたに合った練習スタイルを見つけてください!
【ギター講師】荒川清貴 Kiyotaka Arakawa
兵庫県出身
バークリー音楽大学卒業
3歳からクラシックピアノを学び14歳からギターに転向。
アメリカンブルース、60~70年代ブリティッシュロック、モータウン、90年以降のアメリカンハードロック、オルタナティブロックから多大な影響を受ける。
自身がリーダーを務めるバンドでの活動やオルタナティブロックバンドのメンバー、アコースティックシンガーソングライターのサポート、
パンクロックバンドのメンバーとしての活動を通じて都内のライブハウスから幕張メッセでのライブや様々なレコーディングセッションを経験。
歌を活かすリフメイキング、バッキングやコードワークを得意としている。