こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
ギターを始めたばかりの人からよく聞かれる質問のひとつ。
それが──
「爪って切ったほうがいいの?」
答えは基本的に“YES ”です!
特に左手(押さえる側)の爪は、ギター演奏に大きく影響します。
① 左手の爪は必ず短く!
左手は指先で弦を押さえるため、爪が長いと
- 弦がうまく押さえられない
- 指がフレットに届きづらくなる
- 音がビビる・鳴らない
といった問題が起こりやすくなります。
理想の爪の長さは?
指先から爪がほとんど出ていない状態。
指の腹でしっかり弦を押さえられる長さにしましょう。
② 右手の爪はスタイルによって変わる
右手(ピッキングやストロークする側)は、演奏スタイルによって爪の扱いが変わります。
- ピックを使う人
→ 短く整えておけばOK。ピックが主役なので爪は不要。 - フィンガースタイル・クラシック奏法をする人
→ むしろ爪を伸ばす人が多いです。爪で弾くことで明るくクリアな音を出すため。
ただし、初心者のうちは無理に伸ばさなくて大丈夫です。ピックや指の腹で充分きれいな音は出せます。
③ 爪の整え方のポイント
- 切る前にチェック:指先から出ていないか?を確認
- 丸く整える:引っかかりを防ぐため、角は軽く丸く
- ヤスリを使うと◎:仕上げに滑らかにしておくと安心です
ギターを弾くようになると、ちょっとした爪の出っ張りでも気になりはじめます。定期的にケアするよう心がけましょう!
まとめとして
- → 左手の爪は必ず短く!(押さえるのに支障が出る)
- → 右手はスタイル次第(ピックなら短く、フィンガーなら少し伸ばすのもあり)
- → 弾きやすさも音も、爪の長さひとつで大きく変わります。
快適なギターライフのために、爪のケアはぜひ習慣にしておきましょう!