こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
「ギターを始めたい!」と思ったときに、最初にぶつかるのがこの疑問。
「アコギとエレキ、どっちを選べばいいの?」
それぞれに特徴があり、良さがあります。この記事では、初心者目線でアコースティックギター(アコギ)とエレクトリックギター(エレキ)の違いをわかりやすく解説しながら、あなたに合ったギター選びのヒントをお届けしたいと思います。
① アコギとエレキの基本的な違い
■ アコースティックギター(アコギ)の特徴
- アンプがなくても音が出る(生音が大きい)
- 音色は柔らかくナチュラル
- ボディが大きく、中が空洞になっている
- ギター本体だけで演奏可能(基本的には周辺機材不要)
- 弾き語り・フォーク・ポップスなどに向いている
■ エレクトリックギター(エレキ)の特徴
- アンプに繋がないと十分な音が出ない(電気信号で音を増幅させる)
- 音は太く、音作りの幅が広い(歪みやエフェクトも使える)
- ボディは小さく重めで、空洞はないものが多い(ソリッドボディ)
- アンプ・シールドなどの周辺機材が必要
- ロック・メタル・ジャズ・ファンクなどに向いている
② アコギのメリット・デメリット
■ メリット
- アンプ不要で、どこでもすぐ弾ける
- 弾き語りがすぐ始められる
- 比較的シンプルで習得しやすい
■ デメリット
- 弦のテンションが強めで、指が少し痛くなりやすい
- ボディが大きいので、体格によっては抱えにくい
- 音量を小さくするのが難しい(夜間の練習には不向きかも?)
③ エレキギターのメリット・デメリット
■ メリット
- 弦が柔らかく押さえやすいため、指が痛くなりにくい
- 音作りの幅が広く、色々なジャンルに対応できる
- アンプを通して迫力ある音を出せる
■ デメリット
- アンプやシールドなどの周辺機材が必要
- 生音は小さく、アンプがないと練習しづらい
- はじめは色々な機材の使い方で戸惑うことも
④ どっちが初心者向け?
実は、どちらも初心者におすすめです。
ただし、選ぶときには「どんな音楽をやりたいか?」を考えると選びやすくなります。
■ こんな人にはアコギがおすすめ
- 弾き語りがしたい
- シンプルに音楽を楽しみたい
- アンプなどを使わず気軽に始めたい
■ こんな人にはエレキがおすすめ
- ロックやバンドサウンドが好き
- 弾いてみたいアーティストがエレキを使っている
- 指が痛くなりやすい人(弦が柔らかいので押さえやすい)
アコギもエレキも、それぞれに良さがあり、「どちらが正解」ということはありません。
大切なのは、あなたの“やりたい音楽”と“続けられそうな環境”に合っているかどうか。
どちらにするか迷ったら先生や先輩に相談してみたり、楽器店で試奏したり、音の違いをYouTubeなどの動画サイトで聴き比べてみましょう!