エレキギターのピックの選び方

こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。

「エレキギターのピック、どれを選べばいいの?」
ピックは小さな道具ですが、実は音のニュアンスや弾きやすさを大きく左右する重要なアイテム。この記事では、ピックの基本的な種類と選び方をわかりやすく解説します!


ピックの形の種類と特徴

  • トライアングル型(ティアドロップより大きめ)
    ・安定感があり、しっかり握れる
    ・ストロークが多いジャンルや初心者におすすめ
  • ティアドロップ型(涙型)
    ・多くのギタリストに使われるスタンダード
    ・単音弾き、速弾き、オールラウンドに対応
  • ジャズ型(小さめ)
    ・小さくて硬く、コントロールしやすい
    ・速弾きやテクニカルなプレイ向け

ピックの厚さ(硬さ)の選び方

ピックの厚さはプレイスタイルや音色に大きく関わります。

Thin(0.3〜0.6mm)

特徴:柔らかくてしなる
向いているプレイスタイル:ストローク、コード弾き

Medium(0.6〜0.85mm)

特徴:バランスが良い
向いているプレイスタイル:初心者全般、オールラウンド

Heavy(0.9mm以上)

特徴:硬くてしっかりしたアタック
向いているプレイスタイル:単音リード、速弾き

※厚さの数値はおおよその目安です。


素材による違いもチェック!

  • セルロイド:柔らかめで温かい音、最もポピュラー
  • ナイロン:柔軟で滑りにくく、軽いアタック
  • ウルテム / トーテックス:耐久性が高く、はっきりした音
  • アクリル / 金属系:個性的な音色、特殊なプレイ向き

初心者へのおすすめは?

  • 形:ティアドロップ型
  • 厚さ:ミディアム(0.7〜0.8mm程度)
  • 素材:セルロイドやトーテックス

最初は1種類にこだわらず、いくつかのピックを試してみるのが一番です。100円〜で買えるので、気軽にいろいろ試して「自分にしっくりくる1枚」を探してみましょう!


ピックの消耗にも注意!

ピックは使っていると先が削れたり欠けたりします。
音や弾き心地が変わってきたら、早めに交換するのがおすすめです。


ピック選びは「自分の音探し」の第一歩

「正解のピック」は人それぞれ。
手の大きさ、弾く曲のジャンル、演奏スタイルによってベストなピックは変わってきます。

だからこそ、最初のうちはいろんな形・厚さ・素材を使ってみることがとても大事。
ピックを変えるだけで、驚くほど演奏しやすくなったり、音が変わったりしますよ!

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