ト音記号ってなぜト音記号っていうの?初心者にもわかりやすく解説!

こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
楽譜を見たことがある人なら、五線譜の先頭に描かれている「ト音記号」を見たことがあるはず。
でも「なんでト音記号っていうの?」と思ったことはありませんか?
この記事では、そんな疑問に答えます!
楽譜の基本を知るうえで欠かせない「ト音記号」の名前の由来をわかりやすく解説したいと思います。


そもそもト音記号とは?

ト音記号は五線譜の左端に書かれている、くるっと丸まった形の記号(:楽譜:)のこと。
この記号があることで、五線のどの線がどの音かがわかるようになっています。
主に比較的「高い音域の楽器や声」の楽譜で使われ、ギターやピアノの右手パート、ヴァイオリンなどに使われます。


「ト音記号」という名前の由来

日本では音名を「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」と言いますが、
昔の日本の音名では「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ」と呼んでいました。5番目の音である「ソ」は昔の音名では「ト」になりますね!
ト音記号は、五線譜の2本目の線が「ソ(=ト)」の音を表している記号。
つまり、五線の2本目の線にこの記号の丸い部分がぴったりかかっていることで、
その線が「トの音(ソ)」だと教えてくれているのです。


英語では「G clef(ジー・クレフ)」

英語圏ではト音記号は「G clef(ジー・クレフ)」と呼ばれます。
これは、五線譜の2本目の線が「G」の音であることを示すから。
「G」は英語で「ソ(=ト)」の音にあたるので、
ト音記号=Gの音を示す記号であるということは世界共通なのです。


まとめ

楽譜の最初にあるこのト音記号を理解すると、楽譜を読むときに迷いにくくなります。
ギターをはじめ、楽器を演奏する人にとって知っておきたい基本の知識なので頑張って勉強してみましょう!

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