こんにちは!
Throbber music school サクソフォーン講師の井場です。
皆さん、突然ですが…
リードの付け方って、どうしていますか?
こだわりのある方もいれば、始めたばかりで
「どうするのが正解なのか分からない!」
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、基本として押さえておくべきリードの付け方を
5ステップに分けて解説していきます!

リードをセッティングする前に
まず、マウスピースとリード、リガチャーを組み立てる前に
ネックにマウスピースを装着しておきましょう。
理由は以下の通りです。
- リードがズレるのを防げる
- リガチャーの歪みも防げる
準備するもの
- マウスピース
- ネジを緩めたリガチャー
- 湿らせたリード
組み立て5ステップ
- マウスピースにリガチャーをゆっくり通す
- マウスピースとリガチャーの間に隙間を作り、リードを差し込む
- リードの両端がサイドレールに対して左右対称になるよう調整
- マウスピースの先端とリードの先端を垂直に見てピッタリ合わせる
- リガチャーのネジを締めて固定する
これでセッティング完了です!
髪の毛一本分?それともピッタリ?
よく耳にするのが、
「マウスピースの先端から髪の毛一本分リードを下げてセッティングする」
というやり方。
これが正解というわけではありませんが、特に初心者のうちは
“いつも同じ状態を再現する”ことが大切です。
その理由は、
- 自分の成長や演奏の変化に気づける
- リードの良し悪しを判断しやすくなる
迷ったときは…
- 毎回同じ位置につけられるか不安な方には、「先端ピッタリ合わせ」がおすすめ。
- リードをしならせて押し付けたときに、「髪の毛一本分くらい開くかな〜」くらいのイメージが理想です。
まとめ
いかがでしたか?
もちろん、慣れてきたら
音楽ジャンルや好みに合わせてセッティングを変えるのも、
サクソフォーンの醍醐味!
ぜひいろいろ試して、自分に合ったベストなセッティングを見つけてくださいね♪
この記事を書いたのは
【サックス講師】井場友哉 Yuya Iba
1990年、静岡県掛川市出身。
尚美ミュージックカレッジ専門学校を経て、尚美学園大学を卒業。
サクソフォーンを林田和之、原博巳、レイモンド・マクモーリン、櫻井智則の各氏に師事。
大学卒業後はフリーランスとして個人や吹奏楽団体の指導を行うかたわら、カルテットやビッグバンドの演奏活動もしている。