こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
ギターを弾き始めたばかりの人から「弦っていつ交換すればいいの?」 と質問されることがあります。
長年弾いている人は「そろそろ変え時だな」と感覚で分かりますが、初心者のうちは判断が難しいですよね。今回は、弦交換のタイミングを分かりやすく解説します。
① 音がこもってきたら…
新品の弦はキラッとした明るい音がします。
しかし、汗や皮脂が付着するとだんだん音が「こもる」ようになります。特にアコギだと分かりやすく、シャキッとした響きがなくなったら交換の目安になります。
② 弦が黒ずんでいる/サビが出ている
見た目の変化も重要なサイン。
- 弦が黒っぽく濁って見える
- 所々に赤茶色のサビが浮いている
こんな状態なら迷わず交換しましょう。
③ チューニングが安定しなくなった
新しい弦は慣らしが終われば安定しますが、古くなった弦はチューニングしてもすぐ狂いやすくなります。
ライブや人前で弾く前には必ず確認して、怪しいと思ったら早めに交換しましょう。
④ 弾き心地が悪いと感じたら
古い弦はザラザラして滑りが悪くなります。
コードチェンジやスライドの時に「引っかかる」と感じたら、練習効率も下がるので交換をおすすめします。
交換の目安期間
弾く頻度によって目安は変わります。
- 毎日1時間以上弾く人 … 2~3週間に1回
- 週に数回弾く人 … 1~2か月に1回
- ほとんど弾かない人 … 3か月に1回(サビ防止のため)
「切れるまで使う」という人もいますが、音も弾き心地も悪くなるのであまりおすすめできません。
まとめ
初心者のうちは「まだ使えるかな?」と思いがちですが、早めに交換することで練習がもっと楽しくなります。弦が新しいと音も気持ちよく出るので、モチベーションアップにも繋がると思います!