
長く良い音を保つためのメンテナンス
こんにちは。
Throbber ギター講師の荒川です。
ギターを毎日弾く人も、時々触る人も、ちょっとした手入れを習慣化するだけで、音も見た目も長持ちします。
今回は、ギターを普段からきれいに保つための基本的な手入れ方法をご紹介したいと思います。
① 演奏後は「拭くこと」が基本
演奏中に手の汗や皮脂が弦やボディに付着します。
そのままにしておくと弦の劣化が早まり、サビや音のこもりにつながります。
- 柔らかいクロスで弦を軽く拭く
- ボディやネックも全体を拭くことも忘れずに!
この「ひと手間かけること」で、弦も長持ちします。
② 弦のチェックと交換タイミング
普段から見ておきたいのは弦の状態です。
- サビてきた
- 音がこもっている気がする
- チューニングが安定しない
こんな時は交換のサイン。
初心者の方でも「弾きにくくなったり、違和感を感じたら交換」と覚えておきましょう!
③ 指板やフレットのケア
弦を外したときは指板やフレットも掃除のチャンス。
乾いたクロスで拭くだけでも十分ですが、指板のクリーナーを使用して綺麗にしましょう!
クリーニング後、指板が乾燥しているようであれば、レモンオイルなどで保湿すると木材が長持ちします。
④ 保管方法に気をつける
普段の置き場所もギターを守る大切なポイントです。
- 直射日光や湿気の多い場所は避ける
- スタンドで立てて保管
- 長期保存する時は弦を少し緩めてハードケースに保管
梅雨時はエアコンで湿度調整したり、除湿剤を使うのもいいでしょう。
⑤ 定期的に全体チェック
ネジやストラップピンが緩んでいないか、ペグがしっかり回るかなども時々確認してみましょう。
トラブルを未然に防げます。
ギターの手入れは難しいことではありません。
ちょっとしたメンテナンスでギターの寿命も音のクオリティもぐんと上がります。
大切な一本だからこそ、普段から気配りを忘れないようにしましょう!

